醒めない記憶

エンタメは心のビタミン

俺の屍を越えてゆけ ヨントン失敗談

「ヨントン」をご存じですか?
韓国語で「テレビ電話」、メンバーとアプリを通じて1対1でテレビ電話をするように直接コミュニケーションをとれるイベントです。

こちらのページだとE賞にあたります。
ini-official.com

私はINIさんのオタクになるまで触れたことのない文化でした。
CDに入っている「応募抽選券(シリアルナンバー)」で応募ができて、抽選で当選するとヨントンの機会を得ることができます。

初めてヨントンに当選したとき、いろいろとどうしたらいいのか分からなかったので、他人の失敗談は多いほうがいいということで、経験の共有をしたいと思います。

【 目次 】

使用アプリ

INIさんでは「WithLIVE Meet&Greet」アプリを使ってヨントンを行います。
INIさん以外にもヨントンは行われていると思いますが、同じアプリを使用するなら、参考になることもあるかもしれませんので書いてみたいと思います。

WithLIVE Meet&Greet

WithLIVE Meet&Greet

  • Fandy
  • エンターテインメント
  • 無料
apps.apple.com

play.google.com

ヨントンの流れ

私が経験したことがあるのは、オンラインヨントン「個別オンライントーク会」です。
時間は約30秒。

LAPONEグループは録画禁止ですので、メモなどを頼りに画像は見本として用意しました。

用意している途中で気が付いたのですが、アプリの公式ページに「使い方説明」がちゃんとありました。
↓ ↓ ↓ ↓
withlive-data.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com

……用意しなくてもよかったじゃん……と思いましたが、一応 自分のも貼っておきます。
曖昧だった部分もあるので、公式の画像を参考に補てんしました。

流れ 見本画像
<事前>期日内にアプリへのエントリー手続き
● 当選メールが届いたあと、気が緩んだころにエントリー手続きメールが届くので、エントリーを忘れないように。
● 登録はアプリ内ではなくWEB上でする。
● エントリー期間:最終締め切り時刻が18:00までだったりするので注意してください。“何日まで”と思わず、早めに。
<入室する前に>
お手洗いは済ませておく … 本人認証まで進むと画面前から動けなくなるので。
手の届く範囲に必要なものを置く … 理由は上と同じ。個人的には自分を落ち着かせるために鏡と紙とペン。
おやすみモード … 通知の類が一切 鳴らないように。
携帯 … 着信音が鳴らないようにしておく。(個人的にタブレットでやるので、携帯も)
通信速度チェック … 25Mbps以上が望ましいらしいですが、極端に低くないか見る。
音量MAX … 端末のスピーカーでやるなら、必ず聞き取れるように必須。
端末は縦に … INIさんの場合、メンバー側も縦。
端末の音に関係する部分を塞がないようにセッティング。
☑ 一度インカメにして、ボードが見切れないように気持ち引き目にする … 実際は端末のインカメで見るより内側が切り取られるため、インカメでギリギリだったら見切れるかも。※入室して右上の小窓が出てから再確認。
...... 心配しかない
①当選した枠の時間になったら入室
●各特典会の入室時間は、認証開始25分前から入室可能らしいです。
● 最初に「本人認証まで何番」と割り振られていますが、「何番」の数字が後ろのほうでも、なるべく早めにアプリを起動して入るようにしたほうがいいです。
トラブルで再起動などをすると時間も取られますので、うまく始められないことを見越して。
②本人認証までの待機
※5番目以内になったらボタンを押す
● 本人認証は自動では始まらない。
● 右上の「順番更新」を押して認証番号を確認
●5番目以内になったら“本人認証へ進む”ボタンを押す。
(1番目になっても、“本人認証へ”ボタンを押さないかぎり数字はまた増える。※最後に回る)
③音声越しでスタッフさんからの確認(本人認証)
● “認証まで何番”の数字がまたあるかもしれませんが、このときのは自動更新されるのでただ待機。

● 本人認証が始まったらスタッフさんの指示に従って、免許証や顔写真付き学生証などの「顔写真付き本人確認書類」を見せる。
● メンバーに見せる紙(ボード)など用意したものをすべてスタッフさんに見せて、チェックされる。
(小道具を用意した際に「音は出るか」確認されたので、大きい音が出るものはNGなど取り決めがあるのかもしれません)
● このときから画面内にずっと自分が映るようにしないと違反になる。(画面外に消えるとNG)
● 画面右上に自分が映る小窓あり。
④待機時間
● 本番までの順番と何分後か出てきて、カウントダウン。
(例:35番 17分後)
● 画面左下に美顔フィルターがある。
(こちらを使用するととても白くなるらしいです。私はイラストを見せることがあるので色合いが変わってしまうかもしれないと思って使っていません。)
● 意外と待機時間があると思うので、このときに画角調整やフィルターを使ってみたり、準備できます。
⑤突然 推しが映る。
ヨントンスタート。
⑥終了10秒前には画面に秒数が表示される。
● 終了10秒前には画面の上のほうにさほど大きくないサイズの赤字で残りの秒数が表示されカウントダウンします。
● 時間どおり容赦なく終わります。
● ヨントン本番中にも右上に自分が映る小窓が出ていたような気もするのですが、出ていなかった気もして、正直覚えてないです。
(参考にならず、すみません)

ヨントンが始まるまでの目安の時間が1分以内の場合は「間もなく」の表示になるようです。

トラブルでヨントンが出来なかったとき:問い合わせ方法

WithLIVE Meet&Greet の問い合わせページ

mg.withlive-app.com

アプリ内だと「マイページ」にある「お問い合わせ」から連絡をとれます。
(上のリンクと同じ問い合わせページです)

流れ

①アプリの「お問い合わせ」ページから詳細を送る。
アプリを立ち上げた最初は「LIVEトーク予定」になっているので、「マイページ」に切り替えて「お問い合わせ」へ進み、必要項目を入力して送信。


↓ 問い合わせページ ↓

②サポートセンターから検証内容がメールで届く。
振り替えていただけるのか分かります。

ちなみに①で送信した内容は指定したメールに自動転送されます。
私の一例ですが、その最初のメールの約25分後にこちらの検証メールが届きました。
さらにその後「インフォメーション」にて対応する説明のメールが届きました。

③電話もかかってくる。※非通知設定
私の場合、一度②のメールを頂いて次の部に振り替えられてから、再度「インフォ」につながるように切り替えられたので、そのご説明だったかと思います。
「インフォ」につなぐと、電話をかけてこられた方が引き続きご対応されました。

トラブル事案

WithLIVE Meet&Greet (よくある質問ページ)

恥はかき捨てということで、私が起こしたトラブルを共有します。

まず私のヨントン環境です。
場所:家
端末:iPad (イヤホンジャックがない、有線イヤホンが使えないタイプ)

その1. 通信が悪い (4Gテザリング)

ヨントン中に当選者以外が介入するのはNGというルールがあるので、必ず1人になれる場所でヨントンをする必要があります。
個人的にその条件として最適だった部屋が 家のWi-Fiが届かない所だったので、iPadを携帯(4G通信)のテザリングでつなげてやってみたのですが、結果的にうまくいきませんでした。
問題なくつながったかと思いきや、
スタッフさん検証のときに「通信が悪いので、Wi-Fiでつなげてください」と指摘を受けました。

家の中でWi-Fiが届く場所に移動して、ヨントンが出来なくなる事態には至りませんでした。
これが外出先だったら……タブレットを諦めてスマホでやれば出来ると思います。
個人的にタブレットでやりたいのと、不測の事態に対処ができるのか自分には分からないので、出先でやるのが怖くて家でやっています。

ちなみに場所を移動して、Wi-Fiにつなげてから急いで「インフォ」につなげた際に、スタッフさんからは「焦らなくていいですよ」と声をかけていただいて、とてもありがたかったです。

<インターネット回線の正しい計測方法>
www.live-next.online

【 With LIVE のインターネット速度測定ページ】

通信速度は25Mbps以上(もっというと平均30Mbps以上)が望ましいらしいです。

計測してみたところ、我が家のWi-Fiは高くても20Mbps。場所によりますが大体10~20でした。
4Gスマホはもう少し低いものの大体同じくらいでした。
失敗した時間帯と同じころ・同じ場所で計測したところ、携帯の4Gは9.6Mbps。
テザリングにして計測すると大体10分の1の数値、1Mbps以下でした。
……すみませんでした。

私の場合、平均15Mbps前後でやることになりますが、25Mbps以下でもWi-Fiのときに「通信速度が…」という指摘を受けたことはありません。

その2. Bluetoothイヤホンが途切れる

Bluetoothイヤホンを用意して臨んだ際に、上手くいきませんでした。
スタッフさんの検証の際には十分に聴こえていたのに、ヨントンが始まったら耳栓をしたみたいな状態で、相手の声がこもって小さく聴こえました。

Bluetoothイヤホンが途切れて、そのまま耳を塞いだ状態で本体のスピーカーの音を聴いていたと考えれば辻褄が合う聴こえ方です。

以前、本体のスピーカーでやった際に「メンバーの声が小さくなって うまく聴き取れない」ことがあったので、ヨントンが始まる前にその対策として音量を大きくしたのですが、聴こえていた状態からいじったのがいけなかったのか……。
音量を上げたからこそスピーカーの音が聞き取れたとも思えるのですが、
Bluetoothイヤホン……恐ろしい。

検証として同じように音量をMAXにしてみたのですが、イヤホンは途切れませんでした。
……Bluetoothさん、いけずなの。

その3. 本人認証が始まらない

上記の“ヨントンの流れ”で③のところまで進んだものの、スタッフさんの声が聴こえてこないまま、受付時間を過ぎてしまったことがありました。
そのときが初めて部を振り替える対応をしていただいたときで、「問い合わせ方法」に書いた私の一例の事案です。

実はこのとき性懲りもなくまたBluetoothイヤホンでやろうとしたので、うまくイヤホンを扱えていなかったのかもと思いました。
まずWi-Fiにつながっている状態でもうまくいかなかったので、アプリだけでなく端末も再起動したのですが、スタッフさんの声は聴こえてきませんでした。(「本人認証中」の文字も出ていなかったと思います)

スタッフさんのほうからは「お客様の一時的な通信の不具合が原因」という説明でした。

使用する端末以外のBluetoothをOFFにするとか、なるべくミスをしない布石を打つ手はあったのかなとか思いましたが、そもそもBluetoothイヤホンでやらなければ、こうして悩むこともなかったのに……。

もういやだ……本当に申し訳ない。
スピーカーでやります。

道具

自分が持っていないものもありますが、参考までに。

タブレット端末 (イヤホン端子有タイプ)

せっかくヨントンできるなら、スマホよりも大きな画面(タブレット)でしたいと思いませんか。
私はスマホの画面は小さくて見えづらいので、できるだけ大きい画面でやりたい派です。

もしもヨントンを考慮してタブレットを検討されている方がいらっしゃいましたら、個人的には有線イヤホンが使えるタイプをおすすめします。
ただiPadはイヤホンジャックが廃止されてしまったので、新しい機種をお考えでしたら、Bluetoothイヤホンは避けて端末本体のスピーカーでされるほうがよろしいかと思います。

私が所有しているiPadにはイヤホンジャックがなくBluetoothのみなのですが、Bluetoothイヤホンは上記のとおり回線が切れたことがあるので使わないほうがいいです。
USB-Cポートをイヤホンジャックに変換できるケーブルもありますが、私のiPadではこの方法をとってもイヤホンが機能しませんでした。(なぜですか……)
ちなみに手持ちのスマホでは、古い機種はこちらの方法(交換ケーブル)で有線イヤホンが使えるようになりますが、新しい機種は使えません。……なぜですか。

もしかしたら解決策があるかもしれませんが、「経験上できなかった」ということしかお伝え出来ません。すみません。

タブレット(スマホ)スタンド

私がスタンドに求める条件が「iPad(12.9インチ)でもへこたれないこと」でした。
購入したのはこちらです。

良いところは、

  • 目線の高さまで伸ばせる
  • 下向きなどの角度調整が出来る
  • 比較的重いiPadを挟んでも安定する

12.9インチ(iPad)もなんとか挟めます。
私はイラストを見せることがあるので、紙を見せやすい画角に調整できるスタンドを探して、こちらを購入しました。

スマホでされるのであれば、こちらのような安定感を求めたスタンドでなくても十分です。
持ち運びたい場合にも、おすすめはしません。

リングライト

メガネ民の悲しい性なのですが、リングライトを使用するとメガネのレンズに反射して映り込みます。
メガネでもリングライトが映り込まない方法があるかもしれませんが、私はこの映り込みをどうすることもできなかったので、リングライトは使用しないことにしました。

コンタクトレンズをお持ちでしたら、リングライトを使用する際はコンタクトにされたほうが無難だと思います。

リングライトなしで代わりにどう美しく映る工夫ができるのか”ですが、私は少しでも美しく映りたいという願望を捨てたので……何も言えません……。

イヤホンの失敗談

「トラブル事案」にも書きましたが、改めて。

端末本体のスピーカー

音量を最大値にして参加しましたが、画面越しのメンバーの音声が一瞬小さくなって、うまく聴き取れないことがありました。
ちなみに声が小さくなったことがあるのは初回だけで、それ以降 改善されています。
それでも必ず音量はMAXにします。

Bluetoothイヤホン

「トラブル事案 その2」 にも書きましたが、Bluetoothイヤホンを使用した際、耳栓をしているみたいに音がこもって相手の話し声が非常に聴き取りづらくなったことがありました。

これは自分なりに検証してみたのですが、BluetoothイヤホンがiPadと正しくつながらず切れて、イヤホンで耳栓をした状態でiPad本体のスピーカーに切り替わった音を聴いていたのではないかと思います。
スタッフさんの回線確認の際にはきちんと聴こえていたのですが、待ち時間中に音量をいじった際にBluetoothが切れてしまったのか、接続先が切り替わってしまったのか、正確には分かりませんが、イヤホンでただ耳を塞いでいるかたちになってしまいました。

そうと知らずスピーカーの音量をMAXまで上げていたので、耳栓状態で聴きづらいとは言え、何とか聴き取ったつもりでいるのですが、最初に名前を呼んでくれた気がするのに聴き取れなかったのが心残りです。

さらにもう一点。
「トラブル事案 その3」 に書きましたが、再度Bluetoothイヤホンでやろうとした際にスタッフさんの声が聴こえなかったことがありました。
そのとき“やっぱりBluetoothイヤホンは使わないほうがいいんだ”と思い、下のBluetoothスピーカーに変えてみたのですが……下記のとおりです。

Bluetoothネックスピーカー

聞き取りづらかった本体スピーカーと耳栓になったBluetoothイヤホンの反省を生かして、耳を塞がないように首元にかけるタイプのスピーカーを使用してみようと思ったのですが、単純な調査不足で所有しているiPadハンズフリーが出来るタイプではないことに気づかず、スタッフさんの回線確認でようやく気が付いたことがありました。
誠に申し訳ないことで……本当にすみませんでした。

商品としてはハンズフリーが出来るものでしたが、iPadでできるのか事前に検証していませんでした。
申し訳ありません。(土下座)

有線イヤホンしか勝たん

一番おすすめできるのは有線イヤホンだと思います。
回線が切れる心配も、聴こえづらい心配も少なくて済みます。
むしろ有線イヤホン以外でやろうとすることが間違いなのではと思えてきます。

私の場合は、使用するタブレットを有線イヤホンが使えるタイプにしないかぎり、端末本体のスピーカーのままやるのが一番スムーズに行くということが分かりました。

ちなみにINIメンバーは有線イヤホンを使用しています。

本番前にテストがしたい……けどできない

見える範囲とか、美肌フィルターの感じとか、本番前にテストがしたいですよね……。
以前は出来ましたが、2024年4月現在はテストが出来なくなっています。

以前は「WithLIVE Meet&Greet」(緑のアイコン)ではなく「With LIVE」(青いアイコン)のほうでテストが出来ました。
「マイLIVE」の「LIVE予定」右上のアイコンを押すとテスト画面になりました。

現在は同じところを押すと
【 With LIVE のインターネット速度測定ページ】

こちらに飛びます。

……なぜですか。With LIVEさん泣

カンペのすすめ:1秒は約5文字

“これは伝えたい”と思うことがあったら、ぜひ一度カンペを書いてみてください。

一般的にスピーチ・プレゼンをする場合、1分間の文字数は300文字が目安だそうです。

オタクが一方的に喋ったとしても10秒で50文字。
1秒の目安は5文字です。

INIさんのオンラインヨントンは30秒。
(推しが画面に映った初めの5秒くらいは言葉を失うものですので、30秒もないです。)
画面越しではなく実際に会える“個別オフライントーク(オフラインヨントン)”のほうは具体的な時間が分かりませんが、1人に割り振られる時間は30秒よりももっと短いです。

オタク側はあらかじめ決めた言葉であれば文字数で尺を計算できますが、相手はそれに考える時間も必要なので、相手にゆだねる時間も考慮しながら、“伝えたいことが何文字になるのか” 時間を計算してシミュレーションすると、少しは“うまくいかなかった”とさいなまれることを回避できるかもしれません。
せっかくのことなので、悔いの残らない時間になりますように願っています。

私は日常的に会話することが苦手なので、自分なりにシミュレーションして固めないと不安ですが、
もしも自然と楽しい会話ができたら、いちばん楽しいかもしれませんね。

オタクとメンバー、両方ともヨントンが楽しい時間になりますように。